第7話 バイトは二十歳になってからァァ!!
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銀「そうなの!!
銀さんはあのニコチン野郎の事友達リストに乗ってなけりゃ、乗せる気もないの!わかったかー!?」
「う、うん∪
じゃあ何で怒ってたの?∪……あ、もしかして沖t「あのドSも違うからねー!」
銀時は自分が何で怒ったのか、琴音も分かるだろうと思っていたが、彼の想像していた以上に鈍感な彼女には、怒っている原因なんて理解出来そうになかった。
銀時は小さくため息をつくと、琴音の前のドカッと座り、洗濯物をたとんでいた彼女の手を両手で包み込んだ。
銀「いいか?よ~く銀さんの話しを聞けよ?
真選組は男ばかりのオオカミ集団なんだぞ」
「今は病人の集団だよ」
銀「沖田君なんて何を考えてるか分からないようなドSなんだぞ」
「銀ちゃんもドSって本に書いてたよ」
銀「マヨラーだっているんだぞ!」
「マヨ好きだよ」
銀「ゴリラだっているんだぞ!!」
「えっと、近藤さんの事かな?
私は嫌いじゃないけど」
銀「バイトは二十歳になってからなんだぞォォォ!!!」
「もう二十歳なんですけどォォオオオ!!!!#
………ハァ~……ねぇ銀ちゃん、何でそんなに反対するの?
私はここに住まわせてもらっている以上、銀ちゃん達の役に立ちたいの。
それに、私の分の服や日用品を買ったから家賃だって払えなくなっちゃったし」
銀「んなこたぁ、琴音が気にする事じゃねぇよ」
「気にするよ!
お登勢さんにも迷惑はかけられないでしょ!?
ここは銀さんの家かもしれないけど、お登勢さんのものでもあるんだからね!
それに家族って皆で協力するもんじゃないの?」
銀「……っ!」
「私、嬉しかったの…『家族』だって言ってくれた事が
私の居場所はここにあるんだって……家族になった以上は私も皆と協力したいの!」
琴音は真剣な表情で銀時に訴え、なんとかしてバイトを認めてもらおうと必死だった。
銀時は彼女を自分以外の誰かのもとへ行かせたくないという気持ちは変わらなかったが、どんなに反対しても琴音自身も頑固な所があったため無理だろうと思った。
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