第56話 ストーカーはゴリラばかりとは限らない!!
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さ「なにあの子?
ちょっと銀さん、あのこ情緒不安定なの?」
銀「神楽、新八このストーカー女を俺と琴音が帰ってくるまでに遠くの海にでも捨ててこい!!」
新「分かりました」
神「おうヨ!」
銀時は隣にいたさっちゃんをひっぺがし、急いで彼女の後を追いかけた。
外は既に暗く、道路を照らす街灯がポツポツと点灯し、外に出た銀時は当たりを見回したが琴音の姿は何処にも無かった。
銀「…クソっ…琴音はどっちに行きやがった!」
そんな遠くへは行ってねぇ筈だ!!
タ「銀時様ではないですか
そんなに慌てていかがなさいましたか?
心拍数も上がり気味ですが」
「タマ!
琴音を見なかったか!?」
タ「琴音様でしたら先ほど左側の道を真っすぐ走って行かれましたが」
「あっちか!
サンキューなタマ!!」
琴音が走って行った所を偶然見ていたタマは、その事を銀時に伝えると、彼もまた彼女の後を追う様にして走り出した。
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「ハァッ…ハァ……」
私は最低だ……
さっちゃんに嫉妬しちゃうなんて…
銀ちゃんもきっと呆れてるだろうな
万事屋を飛び出した琴音は近くの河原に来ていた。
此処では日中総悟が昼寝をしている所と知っていた琴音はこの河原に来る事が多々あった。
銀「琴音!!」
「Σっ!!…ぎ…銀…ちゃ…ん」
銀時は少しばかり呼吸を乱し、額には薄ら汗をかいていた。
彼の姿を見た琴音は驚きの表情を浮かべると、銀時は彼女の元に歩み寄った。
”ギュ!”
「っ//////……ぎ「急にいなくなるなよ」
銀時は琴音の小さい体を抱き寄せると、その腕の中にスッポリと彼女をおさめた。
抱きしめられた瞬間、大好きな彼の甘い匂いが鼻孔をかすめ、同時に彼の温もりが伝わってきた。
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