第56話 ストーカーはゴリラばかりとは限らない!!
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それから琴音はキッチンに入ると、先ほど買ってきた食材で料理を開始した。
その間、銀時はいつもの様にソファでジャンプを呼んでいたが、隣にはさっちゃんが銀時にベッタリ引っ付いていた。
銀「だーかーらー!!#
さっきからベタベタしてくんじゃねぇよ!!#
ジャンプが読めねぇじゃねーか!!」
さ「だってぇv
こうやって銀さんと甘い時間を過ごせるなんて幸せなんだも~んv/////」
二人のやり取りがキッチンにまで聞こえており、琴音の耳にもそんな会話が届いていた。
新「まったく∪
あの二人もう少し静かに出来ないんですかね?」
「元からそういう人たちだから仕方ないよ」
新「でも本当に良かったんですか?
銀さんとさっちゃん」
「うん、ほら銀ちゃんってモテるから♪」
新「琴音さんって本当大人ですよね」
琴音はニコニコしながらキャベツを切っていた。
まな板を叩くリズムの良い音と、彼女の鼻歌がキッチンに響き楽しく料理をしているが、その反面彼女の内心は複雑な心境だった。
はぁ~…銀ちゃんって本当にいろんな人からモテるなぁ
…そういや前にも近藤さん言ってたっけ
【あいつの周りには沢山の人が集まってくる事に気付いているだろ?
それはあいつの事を信頼しているから、あいつの事を良いと思っているからさ】
そんな事分かってる。
さっちゃんだって銀ちゃんの事本当に好きなんだって事も、アニメを見て知ったし…。
さっちゃんからしたら急に現れた私が銀ちゃんの彼女だなんて認めないわよね∪
私が逆の立場だったら同じ事思うだろうし…
さ「銀さぁ~んv
もっと!もっと私に責めてきなさいよー!!////」
銀「だからさっきから俺に引っ付いてくんじゃねーよ!!#」
銀さんは私の事をちゃんを思っていてくれてる
…分かってる……分かってるけど…
何だかモヤモヤしちゃう
”ズキンッ”
「……っ!」
新「琴音さん?どうかしました?」
「Σえ…あ、ううん!
何でも無いよ」
新八の声でハッと我に返った琴音は、止めていた手を再び動かすと料理を再開した。
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