第55話 心配性な野郎程女々しい奴が多いんだ!!
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土「…で/////…何で膝枕なんだ?////」
土方の手を引いて、彼の部屋にやってきた琴音は畳に座らせると、そのまま横になって彼の膝に頭を乗せた。
「え?だってトシさんに出来る事なら何でも頼んで良いんでしょ?」
土「あ、まぁそうだけど/////」
「私一度トシさんの膝枕で寝てみたかったんだv
私の世界ではこんな夢の様な事したくても出来ないからね♪
30分だけで良いからこのままでいさせてくれると嬉しいかも」
土「っ…/////わ、分かった/////
30分したら起こしてやっから、その間寝てろ」
「うん、ありがとう」
琴音はゆっくりと目を閉じ、ポカポカと暖かな日差しが二人を包み込むと、その陽気で段々と深い眠りに吸い込まれて行った。
土方はスースーと気持ち良さそうに寝息を立てている琴音を見て優しい表情を浮かべると、彼女を起こさない様に顔にかかった髪を指で払いのけた。
今だけじゃなくて良い
俺の事頼ってくれるなら
膝枕なんか毎日だってしてやるよ
「でもな琴音……
あまり無防備すぎると…」
”…チュ”
知らない間にこうやって襲われるかもしれねーんだぞ?
眠っている琴音の唇に自分の唇を重ねると、柔らかな感触とともに、彼女からは仄かに甘い香りが土方の鼻孔をかすめて行った。
たまにはこんな日も良いもんだな
このまま時が止まってくれたら
END