第54話 好きな人ほど側にいてほしいものだ NO,3
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沖「……ど……して」
「…え…?」
駄目だ!
沖「どうして…俺じゃねぇんだ」
「総…悟?」
気持ちが抑えられねぇ!
沖「どうして俺じゃねぇんだぁ!!」
「…っ!?」
沖「なんで旦那や土方さんばかり!!
あんな二人より、俺の方が琴音の事大事に思ってるのに…なんで俺の手は届かねぇんだ!」
こんな事が言いたい訳じゃないのに
沖「もっと俺を見てほしい!」
我が侭を言いたい訳じゃないのに
沖「ただの沖田総悟としてじゃなく…琴音を好きな沖田総悟として!」
でも此処で言わねぇと……後悔してしまいそうで
沖「もっと琴音の瞳に俺の事を映してほしいんでさァ……」
「……そう…ご」
【なぁ琴音、屯所にいる時だけで良い……アイツの事を忘れて俺だけを見てくれねぇか?】
総悟も…トシさんと同じ気持ちだったんだね
私は総悟の事も苦しめていた
私は本当に…つくづく最低な女だ
”…ギュ”
沖「Σっ!!」
「総悟…貴方が私の事を好きでいてくれて凄く嬉しいよ。
でもその反対に総悟の事を傷つけていたんだね…。
…ごめんね。
ずっと苦しめてしまって」
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