第6話 初めましてのご挨拶
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銀「んな事より、おめぇらこんなところでサボってていいのかー?コノヤロー」
土「サボリじゃねぇよ、屯所のほうで風邪が満盈(マンエイ)しててな、寝込んでる奴も多いからまともに仕事もできやしねぇ」
沖「近藤さんも珍しく風邪なんか引きやがったから、残っている隊士で任務と寝込んだ奴等の看病とで大変なんでさァ」
「ここ最近は雪も降って結構冷え込みましたからねぇ」
銀「お宅らも大変なんだねぇ~
ま、せいぜい全滅しないように頑張れや」
銀時は頭をポリポリと頭をかきながら団子を食べてると、土方が隣に居た琴音に話しかけてきた。
土「琴音、知り合って早々こんな事言われても困るかもしれねぇが、女中を頼みたいんだが…もちろんタダでとはいわねぇ」
「え?女中ですか?」
土「あぁ、兎に角人手が足りなくて…「駄目!!駄目!!そんなの銀さん許しませんよー!!」
「きゃっ!」
彼らの話しを聞いていた銀時は、琴音を引き寄せると瞬時に自分の背後へと隠した。
土「テメェには話してねぇよ!俺は琴音に聞いてるだけだ!#」
自分の前で2人の言い合いが繰り広げられている中、琴音は今朝の銀時の言葉を思い出した。
銀(金がねぇから払えねーんだよ!!)
もし、私がここで銀ちゃんを少しでも助ける事が出来たら……
「あの土方さん!
良かったら女中をやらせてくれませんか?」
銀「Σ!!…な、な、なに言っちゃってんのォ!!琴音ちゃん!!
銀さん許しませんよ!!こんな野郎ばかりの、ましてや病原菌を振りまいている暗黒の地に、俺の琴音ちゃんは行かせられませーん!!!」
「でも銀ちゃん!!
私は少しでも!!…「駄目だ!!」
「Σっ!」”ビクゥ!”
銀「……けーるぞ」
琴音に対して思わず大きな声を出してしまった銀時はビクリと肩を振るわせた琴音を見て、自分もばつが悪そうな表情を浮かべると、彼女の腕を掴んでその場を去って行った。
沖「ありゃ旦那、相当琴音って女に惚れてまさァ」
土「…あぁ…そうだな」
沖「…何でィ…土方さんもですかィ?」
土「……何のことだ」
END