第53話 好きな人ほど側にいてほしいものだ NO,2
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「総悟!!走るわよ!!」
沖「Σっ!?」
急に体が引っ張られたと思ったら、琴音が俺の腕を掴んで猛ダッシュしていた。
突然の事に俺だけじゃなく土方さんや旦那も驚いて、暫く放心状態になっていた。
俺の手を握る琴音の手はとても暖かく、もっとその温もりに触れていたいと思い、俺は彼女の後ろ姿を見つめていた。
琴音…なんで?
土「山崎!総悟達を追え!」
銀「ちょっと待てよ!
俺の琴音ちゃんも一緒なんだぞ!
何があったか知らねーが、俺も連れていけ!」
土「…チッ…仕方ねーな。
…さっさと乗れ!」
銀時はパトカーに乗ると、琴音達が走って行った方向に向かって車を走らせた。
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その頃琴音と総悟は、土方達に見つからない様に橋の下に姿を隠し、荒くなった息づかいを整える為に何度も体内に酸素を吸い込んだ。
「ハァッ…ハァっ……此処も見つかるのは時間の問題だけど少し休憩しよっか」
沖「……でも土方さん達の事だから、こんな場所も直に見つかってしまいやすぜィ?」
何故俺の手を掴んだんだ?
「そしたらその前に別の所に移動すれば良いよ
っていうか鬼ごっこしているみたい♪」
困らせているのは俺なのに
「あ、でも鬼が二人だなんて反則だよね」
何故…こんなに優しく…
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