第52話 好きな人ほど側にいてほしいものだ NO,1
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「総…悟?
大丈夫?…具合でも「……琴音」
「ん?何?」
沖「……俺は…琴音の瞳にどう映ってやすかィ?」
「…え?」
こんな事聞かれて困らねぇわけがねェ
現に琴音は「どういう意味だ」って感じの顔になっちまってる。
それに聞いたとところで何かが解決する訳でもねぇのは分かりきってるのに……。
それでも俺は聞きたくなっちまった。
沖「…琴音の瞳には旦那も土方さんも映り込んでるけど……俺の姿は映ってやしない。
もし映ってたとしても…それはただの沖田総悟という存在を鏡に映している様な感じであって…。
本心じゃない」
「そ…総悟?」
沖「……俺は…旦那や土方さん達以上に琴音が好きな気持ちは負けねえ筈だった。
どんなに琴音の事を想っていても…。
俺の存在はどんどん遠くなっているようで…」
「…っ」
【…アイツを見ている様に、俺の事も見てほしいんだ】
…総悟。
私はトシさんのときみたいに、あなたの事も苦しめていたんだね。
銀「あれ?琴音と…総一郎君?」
「あ、銀ちゃん」
銀「な~んで二人がこんな所にいるの?」
「それはね「見つけたぞ総悟ォォオ!!!#」
沖「Σっ!」
土「万事屋ァ!!総悟を捕まえろ!!#」
銀「…はぁ?」
あぁ…旦那と土方さん…。
なんてタイミングが悪いんでさァ
今…この二人には会いたくなかった。
そんな事を思っていた矢先、俺の腕は急に引っ張られ、その場から走っていた。
急な事でビックリし、俺の腕を掴む先に視線をやるとそこには琴音の姿があった。
「総悟!!走るわよ!!」
END