第49話 自宅が一番安心する場所だ
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「ただいま~!……って自分でカギを開けた時点で誰もいないんだけどね∪」
仕事を終わらせ、夕方頃万事屋に帰ってきた琴音は玄関から大きな声で「ただいま」と叫んだ。
しかし、家の中は真っ暗で銀時達の姿は無く、電気を付けるとテーブルの上に置き手紙が置いてあるのに気づいた。
「えっと何々?
【銀さんの愛する可愛い琴音ちゃんへ。
今日は仕事が入ってるから行ってくる。
順調に行けば夕方には戻ってくるから、良い子で銀さんの事待っててくれ】…か。
もう夕方ってことは銀ちゃんまだ仕事が長引いてるのかな?」
置き手紙をテーブルに置き、琴音は皆疲れて帰ってくるだろうと思い、お風呂と夕食の準備に取りかかった。
「今日は久々にすき焼きでもしちゃうんだから♪
皆喜ぶだろーな~!
しかも豚じゃなく牛だよ!!奮発したんだから♪
此処最近の仕事も忙しかったからお給料もそれなりに良かったんだよね~v」
誰もいないキッチンで琴音の独り言が響き渡り、まだ帰ってこないかと時折時計を見て待っていた。
「私がいない時は新八君がちゃんと片付けていてくれてたんだね。
そんなに汚くなってないから良かった~」
それにしても昨日今日で色々ありすぎてちょっと疲れちゃった∪
白菜やネギを切るまな板のリズミカルな音がキッチンに響き、琴音は手際よくお鍋の中に具材を詰め込んでいった。
料理を始めて30分後、部屋中に醤油の甘い匂いが充満し、グツグツと音を立てて食材もいい感じに煮込まれ、琴音はコップやお皿、お箸等の食器をテーブルの上に並べるといつでも食事が出来る様に準備をした。
「もう7時か…外もちょっと暗くなってきたし、そろそろ「ただいまヨ~!!琴音帰ってきてるアルか!!?」
銀「琴音!!いるのかぁー!!?」
新「もう二人とも、帰ってきたときぐらい静かにしてくださいよ」
玄関のところではタイミングよく銀時達が仕事から帰ってくると、琴音は彼等を出迎える為に玄関の方へと向かった。
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