第48話 閉じ込められても、2人いれば何とかなる!!
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「あ…そう言えば近藤さんなら私が此処にいる事知ってるから助けに来てくれるんじゃ!」
土「近藤さんならとっつぁんに呼ばれて出て行った」
「うそ~∪
はぁ~…誰でも良いから早く助けにきてくれないかなぁ」
窓も時計も無い資料室に閉じ込められた事で、琴音の中にはただ不安しか無く、土方はそんな彼女を見て自分の方へと肩を抱き寄せた。
”グイッ”
「ひゃぁ/////……えっと…//////」
土「心配すんな。
此処には俺がいる……俺が側にいてやる」
「う、うん/////」
土「なぁ琴音、屯所にいる時だけで良い……アイツの事を忘れて俺だけを見てくれねぇか?」
「……え」
土「俺はオメェに万事屋がいたって諦めねぇとは前から言ってきた。
その気持ちはこれから先どんな事があっても変わらねぇし変えるつもりはねぇ。
…アイツを見ている様に、俺の事も見てほしいんだ」
私が…トシさんの事を
…でも…でもそれって……
…銀ちゃんを裏切る事に………Σっ!!…わ、私…それ以前にトシさんと寝た事で既に裏切っちゃってる…∪
「うわぁああああああ!!!私って最低だァアア!!!∪」
土「Σっ!!なっ、どうした!?いきなり大声上げて∪」
「あ、ごめん∪
いや~…ちょっと自分で自分が嫌になっちゃって∪
トシさん…私ね銀ちゃんの事が大好き」
土「………」
「…でも私って欲張りなの。
銀ちゃんも好きだけど、トシさんの事も総悟の事も、近藤さんの事も大好き。
あ!優柔不断だとか、阿婆擦れとかじゃないからね!!
むこうの世界で皆の活躍とかを知ってるからであって!!
……だから安心して、私銀ちゃん以外にもちゃんとトシさんの事だって見てるから♪
トシさんが困ったときは私が手を差し伸べるから」
琴音はフワッと優しい笑みを浮かべると、それを見た土方は彼女のその表情にドキッとした。
歳は自分よりも下なのに、何処となく年上の様な雰囲気をかもし出している琴音に見とれていた。
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