第48話 閉じ込められても、2人いれば何とかなる!!
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土方は扉に手をかけて開けようとしたが、開く気配はなかった。
土「………開かねぇな∪」
「……え∪…マジで?」
土「…マジだな∪」
「Σぇぇええええ!!?ど、どうすんの!?
ってか何で閉まったの!?∪」
土「多分、開けっ放しになってたから隊士が閉めたんだろ。
この部屋は別にカギが無くても扉さへ締めてしまったら、自動でカギが閉まる様になってるからな」
「振るい資料室なのになんでそこだけオートロック!?
え…じゃあ此処から出られないってこと!?」
土「そう言う事になるな。
ま、どちらにせよ此処から出るには外から開けてもらわねぇと」
「あのさぁ、此処の部屋の合鍵ってあったりするの?∪」
土「いや、此処の部屋のカギは一つだけだが………Σまさか!」
「すみません∪……そのまさかです∪」
琴音は目に涙を浮かべながら、ポケットの中から資料室のカギを取り出した。
土「ってカギは琴音が持ってんのかよォォオ!!∪」
「だって誰も閉じ込められる事なんて想定しないじゃない~!∪」
土「…ハァ~∪
閉じ込められちまったものは仕方ねぇ。
誰かが気付くまで待つしかねぇな」
土方は壁に寄りかかり床に座ると、胸ポケットからタバコを取り出して吸い始め、そして琴音も小さく溜め息をつくと土方の隣に腰を落とした。
…はぁ~…何でこんな事になっちゃったんだろ∪
いつもの様に仕事を終わらせたら銀ちゃんに会えると思っていたのに。
銀ちゃん…私がこうなっている事知らないんだろうなぁ
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