第48話 閉じ込められても、2人いれば何とかなる!!
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琴音は「よし!」と言ってやる気を起こすと、突然自分の背後から肩を叩かれ声をかけられた。
土「おい」
「Σキャァアアアアア!!!!
お化けぇ!!!!」
”ドサドサドサドサ!!”
土「お、おい!落ち着け!!俺だ!」
「V字前髪のお化けぇぇ!!!」
土「誰がV字前髪のお化けじゃぁあ!!
犯すぞこの野郎!!#」
「な…なんだ∪
トシさんだったんだ~∪
もう脅かさないでよ!」
声をかけて来た人がお化けではなく土方だと知った琴音は安堵の表情を浮かべたが、足元には先ほど手元に持っていた資料が散乱していた。
土「ったくいちいちビビってんじゃねーよ」
「だってこの部屋とても暗いから、お化けがいると思ったんだもん∪
あ~あ、資料がメチャクチャだ~。
こうなったのもトシさんの所為だから拾うの手伝ってね」
土「ったく仕様がねーなぁ」
琴音と土方は床に散らばった資料を集めていった。
「そう言えば、トシさんってなんでここにいるの?
持ってくる資料ならちゃんとメモ見てるから大丈夫だよ?」
土「あ、あぁ…ただ本当に一人で大丈夫か見に来ただけだ/////
資料の数は少なくても、一冊が分厚いからな。
十冊もあればそれなりに重くもなるだろ/////」
「確かに重かったかも∪
五冊ぐらいからだんだん腕も痛くなってきたしね∪
ありがとう、心配してくれて♪
やっぱトシさんは優しいねv」
土「っ…/////」
それは琴音だからに決まってんだろ/////
そんな事を思っていた土方だったか、当然口に出して言える訳も無く、ただ顔を紅くする事しか出来なかった。
それから数分後、資料を集め終わった二人は部屋に戻ろうと扉に向かうと先ほどまで空いていた扉が閉まっているのに気づいた。
「あれ?私さっき扉開けっ放しで入って来たんだけど、トシさん閉めた?」
「んぁ?いや、俺もそのまま入って来たぞ」
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