第46話 宴は常に全開で楽しめ!!だが酒に飲まれるな!!
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近「さ、琴音ちゃんからも何か挨拶して」
「あ、はい!」
近藤から挨拶を求められて、琴音は緊張のあまり少しばかり顔を赤くすると、その場に立って静かに口を開いた。
「えっと、今日から女中として働かせてもらう事になったこ琴音です!
此処での仕事は期待はしてましたが、正直言って自分に出来るか不安も有りました。
でも、近藤さんが…土方さんが…沖田さんが…皆さんが支えてくれたおかげで、私自身も楽しくお仕事をさせて頂いていますv
どうか、これからも宜しくお願いしますね♪
それと、今日は私の為にこのような歓迎会をしてくださって本当にありがとうございます!」
琴音は挨拶が終わりペコリと頭を下げると、近藤の乾杯で宴会が始まった。
隊士達は豪快にお酒を飲んでいき、それを見た琴音も驚きのあまり少々圧倒していたが、近藤が「琴音ちゃんも飲んで飲んで!」といってグラスにお酒を注ぎ込んで来た。
近「皆嬉しいのさ」
「え?」
近「ここにいる奴らは本当に琴音ちゃんの事を大事に思っている。
そして琴音ちゃんのおかげで皆が今まで以上に団結している」
「それは私なんかのせいじゃ」
近「謙遜しなくてもいい。
前に俺の部屋で話した事覚えているかい?」
「…前に……ぁ」
【君の明るさが、顔が、人柄が俺たちを、皆を引き寄せているんだよ】
少し前に琴音は悩んでた事を近藤に相談した事があり、そのとき彼から言われた言葉を琴音は思い出した。
近「クスッ…ま、そう言う事だ♪」
「……近藤さん」
近「今日は沢山飲んで沢山食って、皆ともっと仲良くなってくれ。
そしてあいつ等のことも支えてくんねーか?
あ!!勿論その中には俺の事も入れててくれよ!?」
「あはは♪勿論ですよv」
琴音は近藤にもお酒をつぎ、明るい笑みで笑いかけると、”ドドドド!!”と沢山の足音が近づいて来た。
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