２人が訪れたのは真選組の屯所だった。
神楽と琴音は馴れた足取りで屯所の門をくぐると、琴音と神楽は背後から声をかけられた。


沖「何でィ、琴音にチャイナじゃねぇですかィ」





土「どうかしたのか？オメェ等だけで此処に来るのは珍しいな」




「あ、トシさんに総悟！ごめんね連絡も無しに急に来ちゃって」



土「いや、別にそれはかまわねぇんだけどよ。
今日はどうかした？」




「それが∪」


神「今日はパピーになってくれそうな人を捜しに来たアル」



沖、土「「…はぁ？」」





神楽の言った事に、土方と沖田は訳が分からないといった表情を浮かべた。





神「私のマミーに琴音がなってくれるアル！
マミーがいるのにパピーがいないのは変ネ。」




沖「よくわかんねぇが、様は琴音の旦那になれるってことだろィ？」




神「そういうことアル♪
そう言う事でゴリラは何処アルか？」





土「近藤さんなら……あそこだ」





神楽は近藤に父親役をしてもらおうと思い、彼のいる場所を聞くと、土方は神楽の問いかけに対して彼女達の後ろにある植え込みを指差した。





「…………………………………近藤さんこんにちわ」





土「いや、沈黙がなげーよ∪
明らかに今どん引きしてただろ」






「あ、いえ∪そんな事無いよ！
近藤さんもそんな植え込みから覗くんじゃなくて、私の前では堂々と出て来てださいよ∪
別に殴ったりもしませんから∪」




近「あ、あははは∪
すまんすまん！ついいつものクセで…。
で、今日はどうしたんだい？」



神「おいゴリラ、盗み聞きしといて今更知らないふりしてんじゃねーぞ」




近「はい、聞いてました∪」





事情を把握していた近藤は、立ち話も何だからと言う事で彼女達を自分の部屋へと案内した。









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