第40話 猫耳は最強で最悪の凶器だ!
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それからというものの、銀時は琴音をなかなか捕まえる事が出来ず、彼女のと距離はどんどん遠くなり、今では銀時の姿すら見つからなかった。
え?
……そう言えばさっきから銀ちゃんがいニャい
……って事は諦めたかニャ?
”ドンっ”
「キャッ!」
走っているといきなり何かに打つかった衝撃に襲われ、バランスを崩して倒れそうになったが、彼女の体は支える様にして抱きしめられていた。
「イタタ」と打つけた鼻をさすり、少し涙目になりつつも視線を前に向けると黒い服と白い着流しが視界いっぱいに広がり、琴音の頭上からは聞き覚えのある声が聞こえてきた。
銀「やっと捕まえたぜ」
「Σキャァアアアアア!!!!∪」
後ろから追っかけて来ていると思われた銀時は、いつの間には琴音よりも先回りしており、待ち伏せをしている所を捕獲されてしまった。
「ななな何で銀ちゃんがいるニャ!?」
銀「そりゃ、俺だって伊達に仕事で猫探しを何十回も経験してないからねぇ。
大体の事はわかってるし」
「なにそれ!?超卑怯ニャンですけど!」
銀「さぁて、逃げ出した子猫ちゃんも捕まえる事が出来たことだし、家にかえるか。
今なら神楽達もいねぇと思うし」
「で、でもキャサリンさんの所に!!」
銀「あぁ、それなら心配いらねぇよ。
今日ババァ達は私用で出かけてるらしいからな♪」
「Σなっ!!知ってて新八君達を探しに行かせたニャ!?#」
銀「ま、別にいいじゃねーか。
つー事で、家まで連行しまーす」
銀時は今度こそ琴音が逃げない様に抱きかかえると万事屋へと向かうのであった。
「へ、へ、ヘルプミィィィィイイイイイ!!!!!」
END