第40話 猫耳は最強で最悪の凶器だ!
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
銀時から逃げて10分後、琴音はなるべく人目につかない方がいいだろうと思い、裏路地へと身を潜めた。
メイン通りには沢山の人々が行交い、目を凝らして銀時の姿を探すがそれらしき人はおらず、一安心した琴音は取りあえず一休みする事にした。
「はぁ~…何とか銀ちゃんを撒けたみたい∪
…新八君達が戻ってくるまでの我慢なんだけど、それまでに捕まらない様にしないと。」
「誰に捕まらねぇようにだって?」
「そりゃ銀ちゃんに決まってるじゃ……Σゲっ!!」
背後から声をかけられ、それに対して答えた琴音が後ろを振り向くと、そこには銀時の姿があった。
メイン通りを見張っている事に気を取られてしまい、自分の背後を注意しておらず、琴音はとても引きつった表情を浮かべていた。
銀「猫は気まぐれで、すーぐどっか行っちゃうから困るんだよねぇ
いっそ首輪でもつけておくか?」
銀時は何処からとも無く長い鎖につけられた首輪を取り出した。
「それ何のプレイなのよ!!∪
しかもその役ってどちらかというと総悟だよね!?」
銀「それもそそられるけど、琴音は銀さんのだから他の野郎の前ではダメー!」
「2人っきりだとしてもやらないから!」
銀「ん~でも琴音ちゃんは銀さんの大事な彼女だから、マジで怖い思いはさせねーから安心しろ」
「銀ちゃん
やっぱり銀ちゃんは総悟みたいな感じのドSじゃなかったんだね!」
銀「せめて足枷ぐらいじゃねぇとな」
「…Σってやっぱりどっちもどっちじゃん!!
銀ちゃんのバカァアアア!!!!#」
”バリっ!”
銀「ギャァアア!!!」
琴音は鋭く尖った爪で銀時の顔を引っ掻くと、思っていた以上に痛かったのか、銀時の声が響き渡った。
.