第4話 今夜は歓迎会
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「じゃあ飲み直しという事で♪」
銀「お~…2人の夜にかんぱ~い」
「あはは、銀さんにその台詞は似合わないよ♪」
こくりと温かなお酒が喉の奥へと入っていくと、一気に胃の中にアルコールが広がった。
普段はお酒なんてあまり飲まないし、そこまで強く無かったので、家や外で飲む事は無かったが、今日は何故かそんな気分だった。
一杯二杯と飲み進めていくうちに、琴音の顔も仄かに赤くなりだしていた。
銀「琴音顔が赤いが大丈夫か?」
「うん、まだだいじょーぶ
…ねぇ銀さ…「銀『ちゃん』」
「…え?」
銀「今から俺の事は銀ちゃんって呼ぶ事!」
「でも銀さんは年上だし…「じゃあ返事しませーん」
いきなりの申し出にちょっと驚いた琴音は子どもみたいな銀時にクスっと笑うと「銀ちゃん!」と呼んであげた。
銀「で?さっき何か言いかけてただろ?」
「うん、私銀ちゃん達みたいに強くないし、どちらかというと足手まといになっちゃうかもしれない…でも…でも私は!」
”ギュ!”
「……っ」
銀「んなこと一々考えてんじゃねぇーよ
何かあったら俺が守ってやる…手を差し伸ばされたらいつでもその手を掴んでやる。
何が出来るかなんて今考えるより、これから考えていきゃーいいんだよ
つーか琴音は俺だけに守られてりゃーいいんだよ。
ガキどもの子守りよりそっちの方が俄然やる気が出るっつーの!」
「…ありがとう銀ちゃん」
今はちょっとだけ甘えさせて?
明日からは頑張れそうだから
そして私はいつの間にか
深い眠りへと落ちていた。
END