第34話 お見舞いにはメロンが鉄板です!
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【なぁ琴音!
もし良かったら////…こ、今度飯でも食いにいかねえか?////そのとき土方スペシャルを食わせてやるよ////】
【うん!いいよ…楽しみにしてる♪】
土「……ぁ」
「フフっ…思い出した?」
土「覚えててくれたのか?/////」
「指切りまでしたんだもん。退院したら食べさせてね♪
土方スペシャル」
琴音はニコッと笑みを浮かべると、土方も顔を赤らめ「必ず連れて行く」と照れながら言った。
「あ…そう言えば仕事の方は大丈夫なの?
もしかして途中立ったとかじゃない?」
土「いや、俺は今日の分は既に終わらせて来ているから心配はいらねぇよ」
「そっか♪さっきは総悟も来てくれてたんだけど、仕事の途中だったらしくて」
土「総悟の奴、屯所にいねぇと思ったらこっちに来てやがったのかよ#」
「あはは!じゃあサボリに来てたんだね。
でもキスしたら帰っていったよ」
土「Σな、何ぃ!!?…き、キスだと!?/////
…琴音……お前…総悟とキス……したのか?」
「……へ?∪」
琴音の発言で、土方の表情はいつも以上の鬼の様な形相になり、彼女の両肩に手を乗せて聞いてきた。
「え…えっと∪」
土「どうなんだ?」
ひぃぃ!!…トシさん怖い!!顔が恐すぎる!!∪
土「…琴音?」
「…えっと…頬にかる~く∪」
琴音は顔に冷や汗をかいていた。
しかし次の瞬間、彼女の視界は一瞬にして真っ黒になり、唇には温かな感触があった。
「…ん……んァ、ハァッ/////」
チュ…クチュ…
「…ハァッ…はぁ……トシさん?/////」
土「…っ…アイツばかりズリぃだろ////
…だがアイツと同じは嫌だ
…じゃあ俺は帰る/////退院したら飯食いにいこうぜ」
顔を赤らめたまま土方は、琴音の顔を見る事無く病室から出て行った。
予想外の出来事に土方同様、琴音も顔を赤くして、フと外に視線をやると、空はいつの間にか夕焼けの空へと変わっていた。
自分の顔が赤いのか、それとも空が赤いのか…。
琴音の一日が過ぎていった日であった。
END