第34話 お見舞いにはメロンが鉄板です!
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PM 15 : 00
沖田達が帰ってから1時間後、読書をしていた彼女の元に再び扉をノックする音が聞こえて来た。
”コンコン”
「はーい」
土「よぉ、見舞いに来たぜ。
体の方はどうだ?」
「トシさんも来てくれたんだ♪」
次にお見舞いに来たのは土方だった。
彼も仕事の合間に病院によったらしく、近藤と沖田同様に、その格好は隊服だった。
「心配かけてごめんね∪
体の方はおかげ様で大丈夫。今週末には退院出来そうだから」
土「そっか。それなら俺は安心だ
…その……悪かった…琴音に辛い思いをさせちまって」
「トシさんが謝る事なんてないよ。
私は…………私…は」
あぁ……そっか……
私は……私の体は…
……すでに…
土「…ぃ……ぉぃ……おい!」
「Σっ……あ…え?…何?∪」
ボーッとしていた琴音に、土方は何度か声をかけたが、それでも反応が無かったので肩を軽く揺さぶって声をかけると、琴音はハッとして我に帰った。
土「何?じゃねーよ。ボーッとしてどうかしたか?」
「あ、ううん!何でも無い」
土「それなら別に良いんだが…もし何かあったんなら俺に言えよ?」
土方は優しく心配しつつも小さく微笑むと、その大きな手で琴音の頭をクシャッと撫でた。
「ありがとうトシさん」
土「…あ、…そういやぁ今日は琴音に見舞いを持って来た」
「そんなのわざわざ気を使わなくて良かったのに」
土方は椅子の下から袋を取り出すとガサゴソと探り、白い箱を取り出して琴音に渡した。
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