第34話 お見舞いにはメロンが鉄板です!
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琴音の意識が戻った次の日、銀時達は今日も彼女のいる病院にお見舞いにいこうと思ったが、生憎1日がかりの仕事が入ってしまい今日は来れなかった。
しかし、銀時達が来れなくても琴音の病室には朝からちょくちょくとお見舞いに色んな人たちが訪れていた。
AM 10 : 00
妙「琴音ちゃん、体の方はどう?」
九「お見舞いにきたよ琴音ちゃん」
「お妙ちゃん!九ちゃん!」
琴音の病室には朝からお妙と九兵衛がお見舞いにきており、2人の姿を見て琴音はベッドから体を起こした。
妙「あ、琴音ちゃん無理しないで」
九「お見舞いを妙ちゃんと一緒に選んだんだ。
良かったらこれ…」
九兵衛はベッドの横にある戸棚に、籠に入ったフルーツを置くと、琴音は「ありがとう!」とお礼を言って喜んだ。
やっぱりお見舞いの定番ってフルーツ盛りだよね!
銀ちゃん達が見たら直ぐに食べてしまいそう♪
妙「あ、じゃあ私がリンゴを食べやすい大きさに切ってあげるわ」
お妙はリンゴを取り出すと、クルクルと回しながら皮を剥いてお皿に載せて差出した。
妙「はい♪どうぞv」
……∪
実が8割削り取られて無くなってるしィィイイ!∪
琴音の前に差出されたリンゴは、殆ど食べる所が削り取られてしまい、ほぼ芯だけの状態だった。
「あ、ありがとうお妙ちゃん!∪
でも午後から診察があるから、今食べる事は出来ないんだ!∪」
妙「あら、そうだったの。
じゃあ後にでも食べてねv」
「うん∪…そ、そうするよ∪」
九「琴音ちゃんは退院は確か今週末だったろ?」
「あ、そうなの♪今日の診察で問題が無かったら退院しても良いみたい」
九「じゃあ、その時は皆で退院祝いでもしよう!」
妙「まぁ、九ちゃんそれは良い案だわv
琴音ちゃんの為に卵焼きを作るわ♪」
だ、だ…ダークマター到来ィィ!!∪∪
九「あまり長居はしちゃいけないから、そろそろ僕たちは失礼しようお妙ちゃん」
妙「それもそうね、じゃあ琴音ちゃんまた来るわね♪」
2人が出て行った後の病室は静けさが再び戻り、琴音は2人がさっきまで座っていた所を見て、小さくため息をついた。
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