第32話 お前のいない世界を想像する事なんか出来ない!!
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登「ったく、騒がしいと思って来てみれば…何やってんだいあいつ等」
妙「お登勢さん」
神「ババアも来たアルか」
銀時達が暴れている中、病室にはお見舞いを持ってやってきたお登勢の姿があった。
登「まぁね…今日こそは琴音も目が覚めているだろうと思って来てみたんだけど、この様子じゃまだみたいだね」
銀「俺はいつまでだって待っててやるさ」
妙「…銀さん」
神「銀ちゃん」
銀「信じてるんだろ?琴音の事……俺は信じてるさ…だから琴音が目を覚ますまで…ずっと此処にいる」
銀時は眠っている琴音の頬にそっと触れ、前髪を左右にかき分けた。
登「フンッ…だったら食事ぐらいちゃんと取りな。
その様子じゃ、大好物の糖分すら口にしてないんだろ?」
お登勢は持っていた風呂敷を取り、持っていた重箱銀時に渡した。
「何だこれ?」と言いながら蓋を開けると、そこにはお萩がギッシリと敷き詰められていた。
登「琴音が目を覚ましているならと思って持ってきたんだけど、まだだったみたいだからね。
無駄になるのも勿体ないからアンタが食べちゃいな」
銀「フッ……持ってくるなら今度はチョコレートパフェにしとけ」
お登勢の気遣いに銀時は小さく微笑むと、重箱からお萩を取って口へと運んだ。
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