第32話 お前のいない世界を想像する事なんか出来ない!!
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高「これで終わりだぁあ!!」
”ドスっ!!”
銀・高「「…Σっ!!?」」
銀「………っ!!」
何が起きたのか一瞬分からなかった。
高杉が俺に向かって刀を突き刺そうとしたとき、さっきまでそこにいなかった琴音が俺と前に立っていた。
突然の事で、俺は呆然と見てる事しか出来なかったが、琴音の腹部から背中にかけて刀が貫通していた。
銀「……琴音!!!!」
ズルリと引き抜かれた腹部からは大量の血が流れ出、俺はドサリと崩れ落ちる琴音を抱き上げ、これ以上血が流れ出ない様に手で傷口を押さえた。
しかし、血は止まる事無く俺の着流しまでも赤く染めていった。
何でこんな事を!!
何で…何で!!?
銀「何を考えてんだよ!!」
「…ハァ……ハァ………ごめん…ね……ハァ…っ…つぎ…は……私…が……ま、もる…から」
…その一言
途切れ途切れの言葉から…
それを最後に
琴音は小さく微笑むと
ゆっくり瞼を閉じた。
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