第29話 訓練から実戦になる事だってある!
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高「来たか」
「……っ」
万斉に連れてこられた廃墟には高杉が煙管をふかし、ソファに座って不適な笑みを浮かべていた。
先ほど琴音たちがいた建物からはさほど放れてない様に思えたが、それでも外から此処を探し当てるのは困難な感じがした。
高「万斉、オメェは奴らのもとに向かえ。
今頃一波乱起きている頃だろうからな」
河「わかったでござる」
河上はクイっとサングラスをあげ、先ほど入って来た扉から出て行くと、少しして高杉は琴音の前までやって来た。
「…一波乱って…どういう事ですか」
高「んぁ?」
「銀ちゃん達に…何をしようとしてるんです」
高「ククク…訓練してたんだろう?
攘夷志士に掴まった事を想定して……俺も訓練に協力してやろうかと思ってな。
だからあいつらの所に部下どもを送り込んだ」
「っ…そんな…」
高「まぁ、もうこれは訓練じゃなく実戦てわけだ」
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銀「ねぇ、土方君?これも訓練なんだよね?」
土「…だと俺も思っていたが…奴らの面は訓練っつー面じゃねぇだろ」
沖「ありゃりゃ、何処でこの事を聞きつけて来たか知らねぇですがこりゃ実戦ですねィ」
新「ってことはこいつら本物の攘夷志士ってことですか?∪」
近「それはどうかは分からんが、こいつらは確実に俺達の仲間ではない事は確かだ」
訓練中、突然現れた男どもに銀時達は囲まれていた。
周りを見渡すと限り100人ぐらいおり、異様な空気に包まれている中、男達はジリジリと刀を構えにじり寄って来た。
「こっちの方がお前達もやりがいがあるでござろう」
「「「「「「Σ!!」」」」」」
男達の群衆をかき分け銀時達の前に姿を現したのは、河上万斉だった。
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