第28話 俺は貴方とニャンニャンしたいんだ!!
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【俺がすべてを奪ってやる…アイツからお前自身を】
何で?……なんでまた…
「桂さん…何でその事を私に教えるんですか?
高杉さんのことなら銀ちゃんに「もちろんあいつにも教えている…しかし、高杉の今の狙いは琴音殿だ。
銀時でも幕府でもない……琴音殿なのだ」
「…私?」
桂「高杉は執念深い、狙った獲物は己が手に入れるまで追い続ける…その獲物が目の前にあるとなれば尚更だ。
琴音殿にもしもの事があれば銀時は白夜叉にも戻るだろう」
白夜叉…?
えっと……確か…攘夷戦争の時の銀ちゃんの異名だったよね?
「桂さん…私は…銀ちゃんの為に何が出来るんでしょうか?
足手まといにはなりたくないんです…。
そりゃ銀ちゃん達から見れば、私はとても弱いです…頼りないです……でも何も出来ないまま守られてばかりも嫌なんです…。
そんな私は彼の為に何が出来るんでしょうか?」
桂はその大きな手で琴音の頭をそっと撫でた。
桂「琴音殿に教えておこう。
力は強さじゃない…弱さは罪じゃない…。
己がいかに弱いか知ることが出来てこそ強くなれる。
何が出来るかなんて考えても、それが正解かなんて誰も分からん…正解なんぞ無いのかもしれん。
それならば弱い自分を受け入れ、まっすぐ前を見る事だ。
銀時だって強いわけではない…だがあいつがそれでも力があるのは、それは自分にある弱さを理解しているからだ。
あいつも弱さとともに過去を、今を生きてきた。
それはこれからも変わるまい。」
銀ちゃんは弱さとともに…
私は……私も銀ちゃんの様になれるかな?
弱い自分とともにまっすぐ前を向いて…
「ありがとうございます桂さん。
今直には無理かもしれません…でもこれからの自分のために、さっきの言葉覚えておきますよ♪」
琴音はニッコリ微笑むと、桂も小さく笑みを浮かべた。
桂「そうかそうか。
これからの琴音殿が楽しみだ。
ならば楽しみついでに琴音殿!
俺とこれからニャンニャンしよう!!//////」
「いや、だからしないから∪」
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