第27話 訓練は実戦じゃなくても手を抜くな!!
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
琴音を抱えたままやってきた銀時達は、一旦人目の届かない裏路地へと身を隠した。
神「で、琴音の影武者は誰がするアル」
桂「それは勿論リーダーに決まってるじゃないか」
新「神楽ちゃんが?」
桂「そうだとも!男じゃ確実に琴音殿じゃないとバレてしまう。
でもリーダーなら琴音殿と身長もそんなに変わらないし、いい時間稼ぎにもなる!」
「それ良いかもしれない♪」
銀「そうか?こんなちんちくりんが琴音の変わりなんてできんのかよ?」
桂「フッ…俺に任せろ銀時」
そう言うと桂は何処からとも無く取り出したメイク道具とカツラ、衣装を広げると、馴れた手つきで神楽にメイクをしていった。
はじめはどうなるかと思っていたが、15分後神楽は琴音と同じ格好になっていた。
「まんま私ってわけじゃないけど、遠くから見れば神楽ちゃんだってことは分からないかもね♪
桂さん凄い!」
桂「これが俺の実力だ。
これならばいい時間稼ぎにはなるだろう」
新「よし!じゃあこれで二手に別れましょう銀さん!
あ、でもどうやって別れますか?」
桂「そんな事考えるまでもない。
琴音殿は私が貰っていくぞ!!」
「「「…え?」」」
「Σきゃっ!」
”ボカァン!”
桂は琴音を軽々と抱え上げると、去り際に懐からソフトボールと同じぐらいの球体を取り出すと、それを地面に思いっきり投げつけた。
そして次の瞬間、球体から勢い良く大量の煙が銀時達を包み込み、隙をついた桂は琴音と共にその場から姿を消してしまった。
END