第26話 友人の家には変態がいました。
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お妙に連れてこられ、今琴音は柳生家の立派な門構えの前にいた。
九兵衛の家は名家であると言う事は設定上知ってはいたが、実際その自宅を目の前にすると、つくづく凄いところなんだと思い知らされた。
「お妙ちゃん…本当に私なんかが此処に来ちゃっても良いのかなぁ?」
妙「大丈夫よ♪九ちゃんはとても可愛くて、とっても優しい子なんだから。
琴音ちゃんも直に仲良くなるわよ」
そう言ってお妙は琴音の手を繋ぎ馴れた足取りで柳生家の門をくぐって行くと、そこの女中に屋敷内へと通され琴音は中の広さにも驚いていた。
本当にすごいなぁ
屯所の中も結構広かったけど、こっちも負けないぐらい広いなぁ
「若様は間もなくお見えにななられますので、今暫くお待ち下さいませ」
客室へと通された2人は九兵衛が来るまでの間、出されたお茶を飲みつつ待っていると、奥の方からパタパタと足音が聞こえてきたと思うと、次の瞬間勢いよく目の前の襖が開かれた。
東「若!廊下は走ってはなりませぬ!
もうちょっとお淑やかに…」
九「いらっしゃい妙ちゃん!」
妙「こんにちは九ちゃん
東城さんもお邪魔してます」
九兵衛が室内に入ってくると、その後ろから変態もとい柳生家四天王の一人である東城歩が九兵衛の歩き方を注意しながら一緒に入ってきた。
東「これはお妙殿いらっしゃいませ」
九「お妙ちゃん、こちらはもしかして昨日言ってた」
九兵衛はお妙の隣にいた琴音に視線をうつした。
昨晩お妙からの連絡で、九兵衛に会わせたい人がいると聞いていたため、彼女がその人だろうと思った。
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