第24話 ゴリラはときにお父さんみたいなんだ
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近藤さんの腕の中は、とても暖かくて安心する。
まるでお父さんみたいな感じなのかな?
…って…近藤さんには失礼だけど。
だけど…今は…
今だけは…
「…近藤さん…私は…一体…っ…どうしたら…ヒクッ…良いんで…しょうか?」
”チュっ”
「Σっ!!?//////」
突然の事で私の瞳から一瞬にして涙が消え去ってしまった。
額に柔らかなものを感じて、それが近藤さんの唇だと気付くと一気に私の顔は赤くなった。
近「琴音ちゃんはいつもの様に笑っていれば良い。
君のその笑顔が俺たちを幸せにしてくれる……惚れた女が笑っていてくれるなら男は皆嬉しいもんだ」
「あ、ありがとうございます/////
でも近藤さん……近藤さんはお妙ちゃんがいるのに、こんな事しちゃっていいんですか?/////」
近「お、お妙さんも好きだけど、お、お、俺は!琴音ちゃんもことも好きであって!////あ、でも優柔不断だとか、どっちでも良いとかじゃなくて!!∪」
テンパってしまっている近藤さんを見て、なんだかそれも可愛く見えてきてしまい、私はちょっと笑ってしまった。
「クスっ…ごめんなさい。
そんなつもりで聞いたわけじゃないんです。
…でも、…もしご迷惑じゃなければ少しの間このままでいさせてください。」
再び近藤さんの胸元に寄り添い、私はその大きな体をギュッと抱きしめた。
近藤さんの大きく温かな手が私の頭を優しく撫で、それが本当に心地よくお父さんのように感じる中、私はその心地よさにいつの間にか眠ってしまった。
近「…寝ちまったか。
……琴音ちゃん…あまり無理をするなよ」
END