第3話 初めまして万事屋さん
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「あの!助けてくれたって事もありますので、説明します。
……信じてくれるか分かりませんが、私が言う事は一切の噓偽りの無い事ですので聞いてください。」
琴音の真剣な眼差しを見た三人は口を開く事無く、静かに彼女の言葉に耳を向けた。
「…単刀直入にいいますと、私はこの世界の人間ではありません。
この世界では天人がいますが私は正真正銘の人間です。
私の世界では「銀魂」というジャンプ漫画がありまして、ここがその世界なんです。
主人公は坂田銀時、そしてその銀さんが経営する万事屋銀ちゃんの仲間が志村新八と神楽…。」
銀「Σえぇ!?そうなの!?俺が主人公の漫画なんてあんのー!?」
新「僕たちの事が描かれた漫画…
銀さん!何か信じられませんよ!」
神「私も信じられないネ!
本当に漫画の世界ならヒロインの私はこんなにチビで、語尾にアルアル言っている設定じゃないアル!」
「ごめん∪残念ながら皆漫画やアニメに出てきているそのまんまの設定だから∪
それに私も最近友人から、貴方達の出ている漫画やDVDを借りて見ただけだから詳しい事は知らないんだけど、銀さんの身の回りに居る登場人物ぐらいなら私もしてるわ」
銀「登場人物ねぇ~…因に誰が居るか言ってみ
無いようによっては琴音の事信じてやっからよ」
「分かりました!
真選組局長の近藤勲、彼は新八くんのお姉さんである志村妙にストーカーをしています。
同じく副長の土方十四郎、「鬼の副長」とも言われてますし極度のマヨラーです。
そして同じく一番隊隊長の沖田総悟、常に副長の座を狙っているドSです。」
それから琴音は一階に住んでいるお登勢さん達のこと、長谷川さんや桂のことを話すと、流石に自分たちしか知らない事を言い当てられたら信じざるを得なかった。
八「…なんと言いますか……こうも言われたら信じる事しか出来ませんね∪」
神「これだけ詳しかったら本当に別の世界から来たっていう証拠になるアル!!」
銀「…たしかにそうだな(じゃあ本当に異世界から来たってことか……)」
銀時は少し考え視線を琴音に向けると、不安な表情で銀時の事を見た。
それを見た銀時はフッと笑みを浮かべると、琴音の頭に優しく手をのせ撫でた。
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