第23話 ドSは家の中だけとは限らない!
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「そ、総悟!/////」
琴音は直に沖田から顔を放そうとしたが、放れる前に彼女の背中に腕を回すとそれを阻止した。
いつもは銀時が抱きしめてくれるその温もりが今は違う。
甘くなく、いつもの銀時の香りでもない…。
自分よりも少しばかり年下で、でも時折見せる真剣な眼差しは、男性そのものの目だった。
沖「ククク…不細工な面だなァ
もうちょっと可愛い表情できねぇのか?」
「なっ!…どう言う意味よ!」
沖「そのまんまの意味でさァ」
「そぉごぉ!?」
沖「…でも、俺はそんな琴音に惚れてる」
「っ!//////」
ずるい…なにそれ!/////
ドSは皆そうなのか!?/////
人をおちょくるだけおちょくって、最後にキュンだなんて!!
沖「なぁ…琴音は旦那が好きかいィ?」
「え…うん、大好きだよ!
あんなんだけど…どうしようもないマダオで死んだ魚の様な目をしてて、糖尿病予備軍だけど、万年金欠だけど、天パだけど、どことなく頼りないような感じだけど…」
沖「琴音、それはもうただの悪口にしか聞こえねぇぜ」
「だけど、信じてみたくなっちゃったの。
銀ちゃんなら私を変えてくれるのかな?って思ってね」
琴音は銀時の事を思いながら、その事を沖田に話した。
沖「琴音が旦那の事を好きな事は分かりやした。
でも、だからって俺や土方さんも諦めたわけじゃない…。
それだけは覚えておいてくだせェ
俺達だって、そう簡単に諦められる程軽い想いじゃねぇんで」
私は…
一体どうしたら良いんだろうか
彼らの想いを無下には出来ない……それに嬉しくない訳がない。
総悟もトシさんも他の人も…皆優しい人達ばかりだ…。
でも私が好きな人は銀ちゃん…。
私は…酷い女だ
END