第21話 女は時には男より強い時があるんだ!
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土「琴音!」
「あ、トシさん!」
土「どうだ?そいつの母親は見つかったか?」
「ううん…それがまだ見つからなくて」
桔「フンッ、貴方この子の母親一人探すのにどれだけ時間かかっているのかしら?
そんな子、さっさと迷子センターにでも預けておけばいいじゃない
それよりも来れ見て~♪
高級ワインv
十四郎さんの生まれた年のビンテージワインなのよ♪」
「…そう」
桔「クスっ、貴方にこういったものって買えるかしら?
彼氏を満足に喜ばせてあげる事が出来ないのも格好悪いものよね♪」
格好悪い
やっぱりそうなのかも
宗介クンの母親すらちゃんと見つけてあげる事が出来ない私は……
やっぱり格好悪い
「おい!琴音お姉ちゃんは格好悪くなんかないぞ!そんな事を言っているお前の方が格好悪いやい!」
「「「っ……」」」
宗介は琴音を庇う様にして彼女の前に出てくると、その場にいた3人は驚いた表情を浮かべていた。
小さな背中に守られた琴音はその男の子の勇敢さに救われ、クスッと小さく微笑むと彼の頭を優しく撫でた。
「ありがとう宗介クン。
ねぇ、トシさん。
この子の母親がどうしても見つからないの……それでね」
土「あぁ、こいつの母親が見つかるまでは一緒に見て回ろうぜ」
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