15話 彼等の行きつけ
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「美穂ちゃーん!ビールおかわり!!」
「美穂ちゃんこっちにも!!」
「はーい!」
とある島のとある飲み屋で、男達の陽気な声が響き渡っている店があった。
店内では様々な海賊達がグラスを片手に酒を浴びる様飲みながら酔っぱらっており、顔を赤く染め豪快に笑いや歌などで賑わっていた。
その中でも笑顔で男達に酒を振る舞っている女性がいた。
「美穂ちゃん今日も可愛いねv」
「クスっ、有り難うございます!
でも前回のツケはちゃんと払ってもらいますからね」
「がははは!
今日は全部払うよ!」
美穂はこの飲み屋を経営している店主で、美しい彼女を目当てに集まってくる男達は多かった。
それは海賊だけでなく、海軍や革命軍の人たちもこの店によく集まっていたため、毎日美穂は笑顔で接客をしていた。
そんな中、今夜も新たな客が来店してきた。
”カラン カラン”
「いらっしゃいませ!…あ、エースさん!」
エ「よぉ、久しぶりだな」
「ホント久しぶりですね!
暫く来てくれなかったから心配してたんですよ?」
エ「はは、悪ぃな」
その日、彼女の店にはエースが遊びにきた。
彼も半年前にこの店に来てからというものの、美しい美穂に惚れてしまい、船が停泊している間は毎日の様に店に過顔を出していた。
美穂も白ヒゲの所の隊長だと知ると、初めは驚いていたが、彼の気さくな人柄に安心し、それ以来エースとはよく話しをする仲になっていた。
「はい、お酒どうぞ」
エ「おぅ!サンキューな
それにしても少し見ない間にまた綺麗になったな」
「そんな事無いですよ。
私は前と何も変わっていませんから」
エ「そんな事ねぇよ
美穂は俺が惚れた女だからな」
「っ…/////…有り難うございます////
ところでエースさんはこの島にはいつまでいるんですか?」
エ「そうだな、今日はたまたま立ち寄っただけだからな…。
明日には出発しようと思ったけど、美穂の顔を見たらもう暫くいる事にした」
ニィっと笑ってお酒をグイッと飲むと、美穂も笑みを浮かべた。
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