14話 海賊のど自慢!
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そして会場中にショコラティエがリクエストした曲が流れ出し、彼女は気持ちを落ち着かせる為に目を閉じると深呼吸をした。
そして、ゆっくりと口を開くとショコラティエは優しい声で歌を披露した。
「淋しいなら声を聞かせて
届かないなら詩を聴かせて
戸惑いながら羽根を閉じて
彷徨いながら空を見つめてる…♪」
ショコラティエは普段人前で歌う事をあまりせず、ブルックの様に専門的にしているわけではなかったが、それでも彼女は普段一緒にいるルフィ達の事を想い歌った。
「夢を見て幾千の夜に
ただ流れる旅人違よ
例え戻れなくて…
それでもまた歩むでしょう……♪」
会場中にショコラティエの美しい声が響き渡り、最後まで歌い終わると終わってから少しの間、客席と司会者の反応は無かった。
司会者「……っ」
「「「「「「………」」」」」」
…やっぱり私の歌じゃ優勝なんて出来るわけないよ∪
ってか黙ってしまうぐらい私って音痴だったかな?∪
何も反応のない事にショコラティエは不安を抱いていた。
しかし次の瞬間…
「うぉおおおお!!!」
「スゲぇいい歌だったぞ!!!」
会場にいた全ての人がスタンディングオベーションをし、鳴り止まない拍手と歓声に包み込まれた。
それから全ての参加者の披露が終わり、結果発表へとうつった。
ステージ場では沢山の参加者達が並んでおり、ショコラティエは勿論ナミ達もドキドキしながら待っていると、司会者が今回の優勝者を発表した。
司会者「大変お待たせしました!!
第15回のど自慢大会の優勝者は!!
エントリーNo5!麦わら海賊団歌姫!!
ショコラティエさんです!!!」
「………え………Σえぇぇええ!!?」
ナ「やったわぁああああ!!!v」
チョ「すげぇえ!!ショコラティエが優勝したぞ!!」
サ「流石俺のプリンセスぅう!!v」
ブ「ヨホホホホ!♪
やりましたねショコラティエさん!!」
ロ「まさか本当に優勝しちゃうなんて思わなかったわね♪」
ショコラティエが優勝した事を聞いた途端、ナミ達は大喜びをしているとパンパン!!とクラッカーの音が響き渡り、沢山の紙吹雪がショコラティエの頭上に舞落ちてきた。
ショコラティエは皆の所に戻ってくると、彼等から祝福の声をかけられ、彼女自身もまさか1番になれると思っていなかったので感動よりも驚きの方が先だった。
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