13話 負けられない戦いがそこにある!



そのころルフィと##NAME1##は二人でジャングルの奥へとどんどん進んで行った。


ルフィが手を伸ばし木の枝を伝っていくので、##NAME1##は彼の背中に負ぶさるような体制で、振り落とされない様にギュッとしがみついていた。



その姿はまるで猿の親子のような感じにも見えた。



ル「うひょー!!
なんかこのジャングル思っていた以上に広いんだな!!」



「あはは♪
ルフィもっと奥にいってみようよ!」



ル「よし!じゃあちゃんと捕まってろよ!?」





ルフィは速度を速め、更にジャングルの奥に入っていった。



辺りには獣の気配等はなく、あまり危険な場所じゃないと思った##NAME1##もルフィの背中ではしゃいでいた。



そして中を進むこと1時間後、彼等の前方に何やら煙が上がっているのを発見したルフィは、何があるんだろうと好奇心を抱いてその方角へと向かった。



「ねぇルフィ、煙が上がっているってことは誰かいるってことだよね?
近づいて大丈夫なの?∪」



ル「ん〜分かんねぇけど、もし敵だったら俺が##NAME1##を護ってやるよ♪」




「う、うん∪」




煙の場所は段々近づいてき、ルフィは木から飛び降りると恐る恐る様子を伺った。





「人の声が聞こえるよ?
やぱり何処かの海賊かもよ?∪」




ル「確かにそうだな」




茂みの中からそっと顔を覗かせると、遠くの方で大人数の笑い声や騒ぎ声が聞こえていた。
どうやら宴をしているらしく、男達の豪快な声が辺りに響き渡っていた。





##NAME1##は不安になり、「帰ろうよ」とルフィの服の裾を引っ張ったが、次の瞬間##NAME1##の近くに木の枝が落ちており、誤って##NAME1##はその枝を踏んでしまった。





”パキッ!!”




「しまった!∪」




「そこにいるのは誰だ!!」




ル「やべぇ∪」





思ていた以上に音がなってしまい、##NAME1##とルフィは冷や汗をかいていると、その音に気づいた男が二人の方に近づいてきた。





や、ヤバい!!

もしあいつ等が海賊だったら∪


私達二人じゃっ流石に勝てないよ!!∪





一歩、また一歩と近づいてくる足音に##NAME1##とルフィは心臓をドキドキさせていた。



しかし、次の瞬間頭上から聞こえてくる声にルフィは眼を丸くさせた。










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