12話 いたずらにご用心
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ロ「あらののか
今日はやけに機嫌がいいのね?」
「あ、ロビン♪」
ナ「なになに?
面白い事でもあったの〜?」
ゾロへの悪戯が終わり、ののかは船首から再び甲板に戻ってくると、機嫌のいい彼女を見たナミとロビンがデッキチェアから声をかけてきた。
「面白い事はこれから起きると思うよ♪」
ナ「何それ」
ロ「クスっ、もしかして貴方
何か企んでいるわね」
「だって暇だったんだもん∪」
ナ「暇だからって∪
…で?何をしたの?」
「それはまだ秘密だよ♪
でもそろそろ」
ののかがニヤニヤしているその時だった。
サ「ギャァアアアアアアアア!!!!!」
タイミングよくキッチンからサンジの声が聞こえてくると、ナミとロビンは一瞬驚いた表情を浮かべた。
ナ「えっ!?
今のサンジ君!?」
ロ「なにか叫んでいたみたいだけど、何かあったのかしら?」
ナミ達は何があったんだろうとキッチンへと向かった。
するとサンジの声を聞いたのはナミ達だけでなく、他の男達も続々と彼の元に駆けつけた。
ル「サンジ!!どうしたんだ!?」
チョ「どうしたんだ!?怪我でもしたのか!?」
ウ「て、敵襲か!?」
フ「なんだァ?いきなり大声で叫びやがって」
ブ「大丈夫ですかサンジさん!!」
ナ「急に大声出して何事よ」
キッチンに皆がやってくると、サンジはテーブルの隅っこでブルブルと震えていた。
サ「な、鍋の中にゴキブリがいたんだぁあ!!」
先ほど眠りから覚めたサンジは、そろそろ夕食の準備をしようと、いつもの様にキッチンにたった。
まさかののかが鍋の中に玩具のゴキブリを大量に入れているとは知らず、パカッと蓋を開けた瞬間あまりの恐怖で大声をあげたのだった。
そして、テーブルからバッと飛び出し、キッチンの方に指を挿したサンジの姿をみた瞬間、その場にいた全員が声を失った。
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