10話 2倍の愛
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ナ「へ~♪アンタもなかなか隅に置けないわねぇ
で?その人たちとの甘い生活はどうなの?」
「いや、ナミが思っている様な生活じゃ…∪」
……ないとは言えないかもしれない∪
甘いかどうかは知らないけど∪
興味を持ったナミがニヤッと笑みを浮かべながら、彼女につめよってきたが名無しは苦笑いを浮かべ、しかしその隣でサンジとゾロがショックを受けた表情で酒を飲んでいた。
「言っておくけどナミ達が想像している様な生活はしていないから!
部屋だってちゃんと別々だし!」
サ「クソォ!!それでも一つ屋根の下で共同生活なんてクソ羨ましいぜぇえ!!」
ゾ「……」
名無しの家の事で三人は盛り上がっていたが、時間はどんどん過ぎて行きその日はお開きとなった。
帰ろうとした名無しだったが「帰り道は危険だから」と、帰る方向が一緒のゾロが彼女を家まで送る事になった。
「ごめんねゾロだって早く帰りたいのに」
ゾ「いや、別にかまわねぇよ
帰る方向だって一緒だしな」
二人が歩く道には街灯がポツポツと点灯しており、歩いて行くにつれて人気もまばらになっていた。
そして、途中で近道だからと公園の中を通っていくと、名無しの携帯が鳴った。
”ピリリリリ…ピリリリリ”
「あ、ちょっとごめんね」
ゾ「あぁ」
「もしもし?ローさん?」
【今何処にいる?】
「今マンション近くの公園ですよ
友人に送ってもらっていますから」
【公園だな…今から向かえに来る】
「え、でももう近くですし」
”プツッ……ツーツーツー”
「切れちゃった∪」
ゾ「どうかしたのか?」
「あ、うん∪
もう自宅近くにいるって言ったのに向かえに来るって言って切れちゃったの」
名無しは苦笑いを浮かべ携帯をバッグにしまうと再び歩き出そうとした。
しかし次の瞬間、ゾロが真剣な頂上を浮かべて名無しの腕を掴んだ。
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