10話 2倍の愛
夢小説設定
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「あれ?そう言えばゾロは?
資料を探してくるって言ってから戻ってこないけど」
ナ「そう言えばそうね…あれから1時間は立ってるけど」
サ「どーせマリモの事だから迷ってんだろ」
「クスっ、いくらなんでも図書館内で迷う!?
私ちょっと探して来る!
丁度探しに行きたい資料もあったし」
ナ「分かったわ!お願いね」
戻ってこないゾロを心配した名無しは席を離れ、彼を捜しに行く事にした。
その際「俺も一緒に行くよ!」と言ってついて行こうとしたサンジに対して、ナミは「アンタは此処でレポート制作しなさい!」と言って引き止められてしまった。
「本当に何処に行っちゃったんだろ?
まさか本当に迷ってたりして?∪」
名無しはお目当ての資料を探しながら同時にゾロを探していると、丁度彼女の目の前に探していた本が置かれてあった。
しかし目的の本は棚の上に置かれてあったため、背伸びをしても届く高さではなく、名無しは仕方なく近くにあった脚立に上って取る事にした。
「ったく、こんな高い所に…置かなく…て…も
ん~…あと…少…し」
名無しは背伸びをして後少しで本に触れそうになったその時、いきなり背後から声をかけられた。
ゾ「名無し?何してんだ?」
「…え?」
”グラッ”
ゾ「Σ危ねぇ!!」
「Σキャァっ!」
いきなり声をかけられた事で、バランスを崩してしまった名無しは脚立から足を踏み外してしまった。
”ガタァン!”
「…っ」
ゾ「ってぇ……おい、大丈夫か!?」
名無しが落ちていくそのとき、いち早く体が反応したゾロは、彼女を守る様にして抱きとめた。
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