10話 2倍の愛
夢小説設定
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「今日は日曜だからまだコラさんはゆっくり寝てますけどね」
ロ「あぁ、コラさんは基本朝は苦手なタイプだからな」
「もうちょっと寝かせてあげたいですけど、折角の朝食も覚めちゃいますから起こしてきますね」
名無しはさっきまで身につけていたエプロンを外し、キッチンから出ようとしたその時、ローが後ろから名無しをギュッと抱きしめた。
「ひゃっ!////ロ、ローさん!?/////」
コラソンと恋のライバルになってからと言うものの、コラソンだけでなくローまでもが名無しに対してスキンシップをする様になり、抱きつかれたり耳元で囁かれたりする度に名無しも恥ずかしがっていた。
ロ「大丈夫だ。
コラさんはまだ起きてはこねぇよ」
「や、あの////…そ、そう言う問題じゃ////∪」
ロ「俺からしたら好都合だ。
邪魔者はいねぇしな」
「…え?」
ローは先ほど抱きしめていた腕に力を込めると、先ほどより更に自分の方に引き寄せ耳元で囁いた。
ロ「コラさんはどうせまだ起きてこないんだ…。
暫くこのままでいさせてくれないか?」
「~~っ!////」
強く抱きしめられた事で先ほど以上に体が密着し、体温も直接名無しに伝わってきた。
ロ「なんだったら…このまま」
「わ、私!コラさんを起こしてきます!/////」
ローが喋る度に彼の吐息が名無しの耳にかかり、恥ずかしさのあまり名無しは顔を真っ赤にすると、彼の腕から逃げ出しコラソンを起こしに行った。
ロ(…チッ…逃げられたか)
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