1話 私の手を離さないで
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男達から服を破かれ、恐怖で再び彼女の瞳からは涙が流れ落ちた。
やだ!
やだよ!!
助けて…
「助けてぇぇ!!!サンジ君!!!!」
”ドゴォォオン!!”
「ぐぁあ!!」
「……ぇ」
「Σなっ…なんだ!!?」
杏理が叫んだと同時に、男の背後にあった壁が一気に粉砕され、一人の男がその壁とともに吹き飛ばされた。
サ「お怪我はないですか?麗しのプリンセス」
「サ…サンジ…君っ…ぅう」
杏理はサンジが来てくれた事に安心したが、サンジは今の杏理の姿を見て、一気に怒りが爆発した。
サ「…テメェら…よくも…杏理ちゃんを泣かしやがったな##
…全員…ミンチにしてやる!!!」
「「「Σっ!!ギャァアアアアア!!!」」」
ものの数秒であっという間に終わらせたサンジは杏理の両手を自由にすると、自分が着ていたジャケットを彼女に被せた。
「…サ…サンジ…くん」
”ギュ”
「…え」
サ「ごめん……ごめん杏理ちゃん」
ジャケットをかけられたと同時に杏理はサンジに抱きしめられた。
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