9話 君の側にいられるなら
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「…え…ロ、ローさん!?
あれ…私さっきキッチンに」
さっきまでキッチンにいた名無しだったが、気がつくと展望台にきており、自分の事を抱きしめる様にローが彼女の体を支えていた。
そして次の瞬間
サ「ギャァァァァアアアアアアアアア!!!!!」
船全体に響き渡る大声でサンジの叫び声が聞こえてくると、名無しは何事かと思い展望台の窓から下を覗いた。
ロー「俺の技で名無しと鼻屋を入れ替えた」
「え∪…じゃあ今サンジ君に押し倒されてるのって…∪」
ロー「鼻屋だ」
「Σ∪……な、なんておぞましい光景∪」
今キッチンで起こっている事を想像してしまった名無しは苦笑いを浮かべていると、後ろからローがギュッと抱きしめてきた。
”ギュっ”
「…へ?」
いきなり自分よりも大きな体が彼女を包み込むと、背中にはローの温もりを感じ、名無しは一瞬何が起きたか分からないといった表情を浮かべていた。
サンジやゾロなら分かるが、知り合ったばかりで尚かつそう言った事に興味が無さそうな彼から、抱きしめられていると思った瞬間、途端に恥ずかしさがこみ上げてきた。
「えっ////…あ、あの/////…ローさん?/////」
ロー「今だけで良い……このままでいさせてくれないか?/////」
抱きしめられている名無しの背中には、ローの速い鼓動が伝わってきていた。
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