9話 君の側にいられるなら
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パンクハザードの一件が終わり、ルフィ率いる麦わら海賊団と、ルフィーと海賊同盟を組んだ死の外科医、トラファルガー・ローは次なる島、『ドレスローザ』に向かって船を進めていた。
これは、その船の仲で起こった出来事である。
麦わら海賊団のクルーである歌姫の名無しは、パンクハザードでローと出会い、持ち前の明るさと可愛らしさで彼と仲良くなていた。
ローも初めは興味がないといった感じで、そこまで親しくする事をしなかったが、気づけばどんどん名無しの魅力にのめり込んでしまい、今では自分から彼女に話しをしに行くぐらいまでなっていた。
しかし、ローが名無しと話す様になってからというものの、同じクルーであるサンジとゾロはライバルが増えた事で更に気合いが入っていた。
そしてそんな男三人に対して、張本人の名無しは大変困っていた。
「……えっと/////……∪
ゾ、ゾロさん?……これは一体…どういう状況なんでしょうか?//////」
その日の夜、見張り番になっていた名無しは夕食を済ませると、真っ先にお風呂に入った。
石けんの匂いを漂わせ部屋に戻ってくると、夕食を済ませたゾロが背後から声をかけてき、気付ば自分の部屋のベッドに押し倒されていた。
ゾ「状況説明が必要か?」
「そ、そうですね∪
出来れば分かりやすく教えてもらえると助かります////」
下から見上げると、名無しの視界には天井と緑の髪をしたゾロの姿があり、ラフなタンクトップ姿だったため、ガッチリとした体つきを見た名無しは恥ずかしさのあまり顔を赤くしていた。
ゾ「…分かりやすくか……
……オメェを手に入れたい」
「Σいや、なんか色々はしょったよね!?∪」
ゾ「チッ……他の奴等に渡したくねぇんだよ/////
俺は……名無しが」
「……え…」
ゾロの表情は真剣そのもので、一瞬名無しもいつもと違う彼の表情に戸惑っていると、突如彼女の部屋の扉が開かれた。
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