8話 マリモの昼寝で分かった事
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「もう俺の顔見ていかなくていいのか?」
ニヤッと不敵な笑みを浮かべるゾロに、名無しは更に顔を赤くすると、そんな顔を見られない様にする為にゾロの胸に顔を埋めた。
「っ…も、もう…十分みた…から//////」
「そうか……だがな、俺はまだちゃんとお前の顔見てねぇんだ」
ゾロはさっきまで寝ていた体を起こし、ベンチにそのまま腰掛けると、名無しを自分の膝の上に乗せて正面から向き合う様な体制になった。
「ゾロ!////
お、重いでしょ!?下りるから!/////」
ゾ「逃げんなよ」
「っ//////」
ゾ「俺から…離れていくな。
じゃねぇと…いつまでたっても名無しの手を掴む事なんてできねぇ…。
それでも…名無しが離れて行ってしまうなら……今ぐらいは俺だけを見てろよ」
「…ゾロ…/////
えっと…私は…見てるよ/////
今だけじゃなくても…これからもずっと見てるよ。
だから安心して!」
ゾ「はっ…それもどうだかな。
俺はエロコックじゃねぇから口にはしねーが、一度だけ言っておく。
普通に見ているだけじゃ駄目なんだよ
頭で俺の事だけを考え…その口で俺の名前を呼べ
この小さい手で俺に触れ……俺の為だけに探しにきてくれ」
「ゾロって…以外と子供っぽい所があるんだね」
ゾ「~~#
てめぇ泣かすぞ#」
「うそうそ!!ごめんなさい∪」
ゾ「……俺がさっき言った事、忘れんじゃねーぞ?」
「わかった。
こうやって…二人っきりのときはゾロの全てをちゃんと見ているわね♪」
いつも寝ている彼から分かった事。
それは…普段は頼りがいのある剣士なのに
素直じゃない貴方が見せた、心の内側。
私の世界では決して聞く事が出来ない彼の想い…。
「フフっ…やっぱり好きだなぁ」
END