1話 私の手を離さないで
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「お嬢さん、こんな所で一人でいるなんて感心しないなぁ」
「…え?」
「ここには危なぁーーい人達が沢山いるんだぜ?」
「俺達みたいななぁ」
「ぎゃははは!!自分で言うのかよ!」
杏理は声をかけられ後ろを振り向くと、そこには真面目とはとてもかけ離れたチャラチャラした4人の男達が立っていた。
本能的に危ないと判断した杏理は男達を無視して歩き出すと、突然腕をつかまれてしまった。
「そんなに逃げる事なんてねーよ。
俺達が町まで案内してやるからよぉ」
「い、…いえ…結構です」
「クククっ…声震えちゃってるよ?
可愛いねぇ〜v」
やだ…!
怖い!!
逃げないと!!
「離して!!」
”バリ”
杏理は掴まれた腕を振りほどこうとして抵抗したその時、彼女の爪が相手の腕を引っ掻いた。
「おーおー、悪い子猫ちゃんだねぇ
躾がなってねぇや」
「いや、むしろこのくらい元気があった方が犯りがいがあるじゃねぇか」
男達は杏理を裏路地に連れてくると、その場で押し倒し両手をベルトで固定した。
「ひっ…!いやぁ!…やだ!!」
「大丈夫すぐに喘がせてやっからよ」
”ビリィ!”
「いやぁあ!!」
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