6話 記憶喪失No2
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「こ…これ全部一人で?」
サ「あぁ、俺はこの船のコックだからね♪
このくらい朝飯前さv
それに、名無しちゃんの記憶が戻るなら、俺も君の為に一緒に頑張るよ」
(ゾロでいい…他の奴らもそうやって呼んでやれ。
そして笑って接してやれ)
…っ
何でだろう…こんなにも安心するのは
この人の笑顔は……言葉は……
私……好きだなぁ/////
「っ…ありがとう!サンジ/////」
名無しはゾロから言われた事を思い出し、笑って接した。
以前の名無しがそうであった様に…。
彼女が笑った事で一瞬皆は驚いたが、それと同時に嬉しさもこみ上げてでた。
記憶もいつ戻ってくるか分からないという不安はあったが、それとは別に名無しが笑っていられる事が、今の彼らに取って一番大事な事だった。
それから名無しも出来るだけ皆には迷惑や、心配をかけまいと毎日笑顔で、いろんな事を少しずつ教えてもらいながら一日一日を過ごしていった。
はじめは少しでも思い出せる様にと、チョッパーもいろんな事を試したが戻る見込みはなく、名無しの中でも記憶を戻すというより、これから新しい記憶を作っていけば良いと考えだしていた。
サンジも今まで名無しと過ごした日々をゼロにしてしまうのはとても悲しい事だったが、それでも彼女が望むならとサンジも今まで以上に名無しと接する時間を増やしていった。
サ「名無しちゃん、今日は雨が酷いから外に出るのは止めてた方が良いよ」
「うん、そうだね∪
天気がよかったら甲板でお茶でも飲もうって思ってたんだけどなぁ
途中で降ってくるなんて最低∪
風も強くなって来たし…皆大丈夫かな?」
サ「クスッ…お預けだな」
港についてすぐにルフィ達は勢い良く町の方へと走っていった。
今日の留守番はサンジだったが、島には特に用もなかったので名無しもその日はサンジを一緒に留守番をしている事にした。
しかし、時間が経つに連れて雲行きはどんどん悪くなっていき、仕舞には雨風が酷くなっていった。
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