6話 記憶喪失No2
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「分からないんですけど……でも…でも…私サンジさんのこと思い出さなきゃ行けない様な気がするんです」
気持ちばかりが焦ってしまう
自分が誰なのか……
ここで何をしていたのか
この人とどんな関係だったのか
「思い出すのか怖い反面…私が思い出さないと皆さんを傷つけてしまうんじゃないかって」
”クシャ”
「……え」
サンジは今にも泣きそうな表情をしている名無しの頭に自分の手をそっと乗せると、彼女を落ち着かせる様にしてクシャッと頭を撫でた。
サ「大丈夫、心配しなくてもちゃんと思い出すから。
だから今は焦って思い出す必要な無いさ
それまで俺は名無しちゃんのことを待ってるから
思い出したら、その時は…「サンジィー!!!飯まだか!!」
「Σっ!!」(ビクゥ!!)
サ「いきなり来て大声で叫んでんじゃんーよクソゴム!!#
名無しちゃんがビックリしてんじゃねーか!!#」
キッチンにいきなり入って来たルフィに驚いた名無しだったが、グーグーと鳴り響くルフィのお腹の音にもうお昼になっている事に気づくと、サンジはエプロンをつけて急いで昼食の準備に取りかかった。
サンジの邪魔をしてはいけないと思った名無しはキッチンを出て、先ほどサンジに案内してもらった展望台にいくと、扉の向こうから、数字を数える声が聞こえそっと扉を開けた。
…だ、誰かいるのかな?
ゾ「1136…1137…1138…1139」
「す、すごい∪」
ゾ「ん?…名無しか」
展望台に来ると、そこではゾロが片手だけで腕立て伏せをしている真っ最中であり、邪魔をしちゃいけないと思っていたが、驚きのあまり声を出してしまった。
.