1話 私の手を離さないで
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その頃サンジは、杏理がいるであろうお店に戻った。
サ「杏理ちゃん、なにか良いものはあったかい?
………あれ?」
サンジが店に戻った時には当然杏理の姿はなく、店内をくまなく探したが何処にもいなかった。
サ「杏理ちゃん一体何処に行っちまったんだ?」
サンジは店から一旦外に出て、辺りを見渡したがベンチに座っているわけでも、そこら辺で待っているわけでもなく、ただ人々が行き交っているだけだった。
そんな時だった、自分の隣にいた女の子同士の会話がサンジの耳に入ってきた。
「そう言えば町外れでまた強姦間が出たんだって」
「え〜マジで!?先週も2人襲われたて聞いたんだけど」
「本当に近頃多いよね〜。
まぁ、この島の人は知っているから近づかないけど、島以外の人なら知らないでそのまま行ってしまうわよね」
サ「Σっ!!?(もしかして!!)
お嬢さん達、その強姦間が出るっている所はここからどの辺りだ!?」
「え?…えっと、ここから東に行った町外れだけど」
サ「ありがとうな!!」
まさか…!!
俺の思い過ごしであるなら良いが…!!
頼む!!
どうか無事でいてくれ!!
サンジは杏理がそこにいない事を心から祈りつつ、町外れに向かって一気に走っていった。
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ここ…何処なんだろ
そういえば町から大分離れてしまったなぁ
でもサンジ君は私がいない事にはどーせ気づいてないんだろうな…。
「…なんかそれも切ないや」
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