5話 記憶喪失No1
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ナ「…名無し!!…い、いや!!名無し!!!」
サ「名無しちゃん!!!…おい!大丈夫か!!?」
サンジが名無しの身体を起こす為に頭に手を添えると、ヌルっとした生暖かい感触があり、自分の手を見てみると大量に血が流れ出ていた。
っ…!!
出血してやがる!!
ナ「名無し!!お願い目をあけて!!名無し!!」
サ「ナミさん!!このままじゃ名無しちゃんが危ない!!急いでチョッパーのところに行くぞ!!」
ナ「でも名無しが!!私のせいで名無しが!!」
サ「しっかりするんだナミさん!!
こうしている間にも名無しちゃんが危ない!!
助かるもんの助からなくなるぞ!!」
ナ「っ!!…ヒクッ…う、…うん!」
サンジ自分のシャツの袖を破くと出血しているところに押し当て、その上からネクタイを包帯代わりにしてギュッと縛り上げた。
サ「これで応急処置になってるかわからねぇが、しないよりはマシだろ!!」
サンジは走っている衝撃で名無しに負担をかけていないか心配していたが、それでも今は一刻を争う事態だったので、猛ダッシュで2人は再び宿に向かって走り出した。
お願いだ名無しちゃん!!
もう少し…もう少しの辛抱だ!!
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その頃宿ではルフィが「折角いろんなところを見て回れると思ったのにぃ~」と、文句を言いながら部屋の窓から外の様子を眺めていた。
ウ「あのなぁ~、これから巨大な嵐が来るんだぞ?
そんな中外に行ってみろよ!
あという間に飛ばされちまうぞ?」
フ「ウォーターセブンの時も嵐は凄かったからなぁ」
チョ「え!?∪
またあの時のような嵐が来るのか!?∪」
ロ「その時の嵐ぐらいでおさまれば良いんだけど」
チョ「えぇー!!それ以上なのかぁ!!?」
ゾ「チョッパービビりすぎだ∪」
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