5話 記憶喪失No1
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翌朝、嵐は島から離れ、昨晩と違って空には太陽が顔をのぞかせていた。
昨日の天気が嘘の様に晴れており、その日のそらは雲一つない快晴だった。
町には飛ばされた木やモノが沢山散乱しており、町の人達は朝から片付け作業にかり出され、同時にいつもの様に活気にあふれていた。
その声で気づいたのか、いつの間にか眠ってしまっていたサンジが目を覚まし、名無しを見るとそこには目を覚まして外を眺めている彼女の姿があった。
サ「…名無しちゃん!」
”ギュッ!”
「っ……!」
サ「良かった…無事で……本当に良かった
クソ心配したよ。
もしこのまま目を覚まさなかったらどうしようって…。
もしこのまま…
もう名無しちゃんの声が聞けなかったらどうしようって……」
サンジは名無しの事を抱きしめると同時に、今まで抱いていた不安が一気になくなり、彼の表情は安堵の表情へと変わった。
彼女の怪我の具合もあったので、サンジはチョッパーを呼びにいこうとしたその時、彼女の一言で無惨にもサンジの表情は一変する事になる。
「……貴方は……誰ですか?」
サ「………え」
END