5話 記憶喪失No1
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ブ「それにしてもサンジさんとナミさんと名無しさんが遅いですね」
ゾ「船に名無しが留守番してたからな、もうすぐ帰ってくんだろ」
彼らがそんな話しをしていると、宿の扉が勢い良く開かれた。
ルフィ達は3人が帰ってきたと思い、扉の方に視線をやると、グッタリしている名無しを抱えてサンジと同様しているナミがずぶ濡れで入ってきた。
サ「チョッパー!!急いでみてやってくれ!!」
チョ「Σ名無し!!?一体どうしたんだ!!?」
「「「「「「名無し!!」」」」」」
サンジは名無しをベッドに寝かすと、チョッパーが直に彼女の容態を確認した。
ナ「私が!…私のせいで名無しが!!」
ロ「落ち着いてナミ!大丈夫、チョッパーが名無しの事を見てくれてるから」
名無しに怪我をさせたのは自分だと、ナミは自分の事をせめていた。
ロビンはバスタオルをナミにかけると、彼女を落ち着かせるように優しく抱きしめた。
チョ「出血はしているけど、サンジが止血をしてくれたおかげで大量出血はまぬがれたよ!
一応医療バッグは持ってきていたから、出来るだけの治療はするから安心してくれ」
ウ「それにしても、一体何があったんだ?
ナミもかなり動揺していたし」
サ「強風でナミさんの頭上に植木鉢が落ちてきたんだ。
名無しちゃんはナミさんを庇って…」
ル「そうだったのか…ナミ!安心しろ!
名無しは俺たちの仲間だ…チョッパーが必ず治してくれる!」
「…っ…う……うん……チョッパー!
お願い…名無しを助けて…」
チョ「おう!任せろ!!」
その日の夜チョッパーは治療を終えると、サンジは意識のない名無しの隣で手を握りしめて、心配そうな表情を浮かべていた。
出血と雨に濡れたせいで体は冷たく、このまま目が覚めなかったら…という不安に包まれ、サンジは眠れない夜をすごした。
名無しちゃん…
お願いだ…目を覚ましてくれ
お願いだ!!
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