5話 記憶喪失No1
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島に上陸していたその日は運悪く、5年に1度来るか来ないかの巨大嵐がルフィ達がいる島に上陸しようとしていた。
今朝方まではとても晴れていて、天気が崩れる事など無さそうな感じだったが、島の人たちからその情報を聞き、ナミは船に1人留守番をしている名無しに避難をするように伝えに行こうとしていた。
ナミ1人じゃ危ないという事もあり、サンジも一緒に同行する事になったが、ナミが思っていた以上に嵐の接近が早く、
船に付いたときには風が強くなり、雨も降り始めていた。
サ「名無しちゃん、急いで島に避難するんだ!」
「でも船は!?」
ナ「船なら大丈夫!フランキーが造った船がそう簡単に沈没するわけないでしょ!
嵐もかなり大きいみたいだから今夜は島の方に避難するわよ!」
「うん!」
名無しは二人の後ろを付いてくるように必死に走った。
風も強く雨で視界が悪くなっていたが、それでも逸れないようにして付いて行った。
「他の皆は大丈夫なの!?」
ナ「えぇ!すでにウソップが宿を手配してくれてるから、皆そこにいるわ!!」
サ「こりゃ早くしねぇとヤベェぞ!」
打ち付ける雨風は容赦なく3人を襲った。
その時だった。
名無しの前を走っていたナミの頭上から、風で押された植木鉢が彼女の真上に落ちてきた。
「Σナミ!!危ない!!!」
ナ「…え?」
”ガシャァアン!”
ナ「っ……イタタタ∪」
サ「ナミさん大丈夫か!?」
ナ「う、うん。
名無しのおかげで…………名無し?
Σ名無し!!!」
サ「名無しちゃん!!?」
植木鉢が落ちてきたと同時に、名無しはナミを後ろから庇うようにして突き飛ばしたおかげで無事だったが、ナミの隣では倒れている名無しの姿があった。
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