1話 私の手を離さないで
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「……っ……はぁ~」
もっとサンジ君と一緒にいたい。
他の誰とかじゃなく、私だけを見ていてほしい。
私だけに笑いかけてほしい。
……折角付き合えたのに……これって本当に付き合っているのかな?
それとも…これは私の我が侭?
杏理はサンジが居なくなった後、読んでいた本を閉じ、小さくため息をはいた。
確かもうすぐで島に着くんだよね?
サンジ君ともデートの約束していたし、少しぐらい甘えてもいいよね?
***********
それから1時間後、麦わらの一味はとても賑やかな島に上陸した。
船の留守番はさっきからずっと寝ているゾロが残る事になり、杏理は約束通りサンジと一緒に島を回る事になった。
「久しぶりの島だね♪」
サ「そうだな♪
人も多いし迷子になるなよ?」
「ならないよ!/////」
サ「でも、こうやって手を繋いでいたら大丈夫だろ?」
「う、うん/////」
サンジはいつものように優しい笑みを浮かべ、その大きな手で杏理の手をギュッと握りしめると、彼の温かな温もりが直接伝わってき、杏理も顔を赤らめた。
2人でいる時間は本当に幸せで、こんな時間がいつまでも続けばいいのにと杏理も心の中でそう思っていた。
.